投資をするなら、アメリカの歴史を知っておきたい。ミュージカル『ハミルトン』で学ぶ建国の物語

シリーズ3|お金を育てる、大人の教養

投資をしていると、アメリカのニュースや経済について目にする機会が多くなります。

S&P500や全米株式、オルカン(全世界株式)など、アメリカの企業や経済と関わりの深い金融商品も少なくありません。

では、私たちはアメリカという国について、どれくらい知っているでしょうか。

今回は、アメリカの歴史を楽しく学ぶきっかけになったミュージカル『ハミルトン』を紹介します。

「ハミルトン」を観た理由

以前、『世界のエリートが学んでいる教養としての超現代史』(山中俊之著)を読みました。

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その中で、アメリカ建国時の体制を理解する一助として、ミュージカル『ハミルトン』が紹介されていました。

「ミュージカルでアメリカ建国の歴史を学べるの?」

最初はそんな興味から、気になっていた作品です。

調べてみると、Disney+で『ハミルトン』を観られることが分かりました。

そこで、1か月だけDisney+に契約して、実際に観てみることにしました。

「ハミルトン」ってどんな作品?

『ハミルトン』は、アメリカ合衆国建国の父の一人として知られるアレクサンダー・ハミルトンの生涯を描いたミュージカルです。

ハミルトンは、アメリカ独立戦争を経て、アメリカ合衆国の建国に関わった人物です。

その後、初代大統領ジョージ・ワシントンのもとで初代財務長官を務めました。

作品では、ハミルトンを中心に、ジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソンなど、アメリカ建国期の重要人物たちが登場します。

独立戦争、憲法制定、新しい国家の政治、そして政治的な対立。

そうした出来事を、ハミルトンの人生や人間関係を通して描いています。

歴史上の人物を扱った作品ですが、堅苦しい歴史ドラマという印象ではありません。

ヒップホップをはじめとした現代的な音楽を取り入れたミュージカルになっていて、「アメリカ建国の父たち」という言葉から想像するイメージとはかなり違います。

そのギャップも『ハミルトン』の面白さの一つだと思いました。

ミュージカルで見ると、歴史が身近になる

学校の授業では、「アメリカ独立」「憲法」「建国の父」といった言葉を覚えた記憶があります。

でも、歴史の出来事を年号や人物名だけで覚えていると、どうしても「昔の出来事」という感じがしてしまいます。

『ハミルトン』では、それぞれの人物が何を考え、誰と対立し、どのような国をつくろうとしていたのかが、ドラマとして描かれています。

歴史上の人物が「教科書の中の人」ではなく、一人の人間として見えてくるのです。

もちろん、ミュージカル作品なので、作品で描かれている内容がそのまま歴史のすべてというわけではありません。

それでも、歴史に興味を持つきっかけとしては、とても良い方法だと思いました。

大人になってから、あらためてアメリカ史を一から勉強しようと思うと、少しハードルが高く感じます。

でも、ミュージカルを楽しみながら観ているうちに、

「ジョージ・ワシントンって、こういう時代の人だったんだ」

「ハミルトンは、こんなことを考えていたのか」

「アメリカという国は、こうやって形づくられていったんだ」

と、少しずつイメージできるようになります。

「楽しみながら学ぶ」という意味で、良い教材だと思いました。

世界経済の中心の一つであるアメリカを知る

私が『ハミルトン』を観てみようと思った理由の一つは、投資をしているからです。

アメリカは現在、世界経済・金融市場において非常に大きな存在感を持っています。

S&P500に連動する投資信託や、全世界株式に投資する「オルカン」など、私たち日本人にも身近な投資商品を通じて、アメリカの企業に投資する機会も多くあります。

そう考えると、

「アメリカという国は、どうして現在のような国になったのだろう?」

ということを知っておくのも、決して無駄ではありません。

もちろん、アメリカの歴史を知ったからといって、株価が予測できるようになるわけではありません。

歴史を学んだから投資で勝てる、という単純な話でもありません。

それでも、投資先の国について知ることは、その国をより身近に感じることにつながります。

アメリカについて知ろうとすると、建国の歴史だけではなく、政治制度、移民、産業の発展、南北戦争、世界大戦、戦後の国際秩序など、さまざまな歴史につながっていきます。

一つのミュージカルをきっかけに、そこから興味の範囲が広がっていく。

それも、歴史を学ぶ楽しさなのではないでしょうか。

お金を育てることと、歴史を学ぶこと

私は、お金を育てることは、単に資産を増やすことだけではないと思っています。

もちろん、将来のためにお金を貯めたり、投資をして資産を増やしたりすることは大切です。

でも、お金を増やすことだけを目的にしてしまうと、「では、何のためにお金を増やすのか」というところが抜けてしまいます。

私にとって、お金は人生を楽しむための手段の一つです。

だからこそ、

「世界の歴史や文化を知ることも、自分の人生を豊かにする投資」

だと考えています。

本を読んだり、映画やミュージカルを観たり、知らなかった国の歴史を調べたりする。

そうすると、今までニュースで見ていた国や出来事が、少し身近に感じられるようになります。

そして、世界を知ることで、旅行に行ってみたくなったり、海外の文化に興味を持ったり、新しい本を読んでみたくなったりすることもあります。

今回の『ハミルトン』も、私にとってはその一つでした。

「投資の勉強」とは少し違うかもしれません。

でも、こうした学びも含めて、私は「お金を育てる」ことだと思っています。

「貯める、増やす、楽しむ」

私のブログのキャッチコピーは、

「お金を育てて、人生を楽しむ。」

です。

お金を貯める。

お金を増やす。

そして、増やしたお金と時間で、今まで知らなかった世界を楽しむ。

そのためには、金融知識だけではなく、歴史や文化などの教養も大切なのではないかと思っています。

今回『ハミルトン』を観たことで、アメリカ建国の歴史に興味を持つことができました。

もしアメリカの歴史に興味がある方や、投資をきっかけに世界のことをもっと知りたいと思っている方は、ぜひ一度『ハミルトン』を観てみてください。そして『ハミルトン』を観るきっかけとなった世界のエリートが学んでいる教養としての超現代史 (SB新書) [ 山中俊之 ]もおすすめです。

ミュージカルや本を楽しみながら、アメリカという国の「はじまり」に触れてみる。

そんな時間も、人生を豊かにする「楽しみ」の一つだと思います。

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