投資を始めると、
「どのくらいのお金を投資に回せばいいんだろう?」
と考えることがあります。
投資をしている人の中には、「資産の○%を投資する」といったルールを決めている人もいると思います。
でも、私自身は「○%投資する」という割合よりも、そのお金をいつ使うのかを考えて、投資に回すお金と現金で持っておくお金を分けています。
今回は、私がどのようにお金を分けているのかについて書いてみたいと思います。
投資に回すお金と、現金で持つお金を分けるようになった
以前の私は、
「余っているお金なら投資してもいいかな」
くらいの感覚でした。
投資を始めたばかりの頃は、投資に回せるお金があること自体が嬉しくて、「できるだけ投資したほうがいいのかな」と考えていた時期もあります。
でも、実際に投資をしてみると、そう簡単ではありませんでした。
急な出費があったときに、
「投資しているお金を使わなければならない」
ということが起こったからです。
投資したお金は、必要になったときに必ず増えているとは限りません。
タイミングによっては、買ったときよりも価格が下がっていることもあります。
「今すぐ必要なお金」と「将来のためのお金」を一緒にしてしまうと、必要なときに困ってしまう。
その経験から、
「投資するお金」と「現金で持っておくお金」は、最初から分けておいたほうがいい。
と考えるようになりました。
私がお金を分けるときに考えていること
私は、「いくら持っているから○%を投資する」という決め方をしていません。
代わりに考えているのが、
「このお金は、いつ使う?」
ということです。
例えば、私の場合はこんなイメージです。
| お金の目的 | 私の考え方 |
| 毎月の生活費 | 現金で持つ |
| もしものためのお金 | 現金で持つ |
| 近いうちの旅行資金 | 現金で貯める |
| 欲しいジュエリーの購入資金 | 現金で貯める |
| 近い将来に使う予定のないお金 | 投資を検討する |
| 長期的な資産形成のためのお金 | 投資を検討する |
大切なのは、「投資するか、貯金するか」という二択ではなく、お金の目的によって使い分けること。
例えば、半年後に旅行へ行くためのお金と、10年後、20年後のために準備しておきたいお金では、同じ「貯めるお金」でも役割が違います。
だから私は、金額だけを見るのではなく、
「このお金は、いつ必要になるのか?」
を考えてから、現金で持つのか、投資を検討するのかを決めています。
もちろん、これはあくまで私の場合です。
生活費や収入、貯金額、年齢、家族構成、将来の予定などによって、お金の分け方は変わります。
「投資は○%、現金は○%」という一つの正解があるわけではなく、自分の生活に合った分け方を考えることが大切だと思っています。
旅行やジュエリーのお金は投資しない
私が特に意識しているのが、近い将来に使うと決めているお金は投資しないということです。
例えば、
「半年後に行きたい旅行のために10万円貯めている」
とします。
その10万円を投資に回してしまうと、半年後に相場が下落している可能性があります。
もちろん、投資した10万円が増えている可能性もあります。
でも、
「半年後に10万円必要」
という予定が決まっているなら、値動きによって金額が変わる可能性のある投資に、そのお金を預けておく必要はないと私は考えています。
だから、
近い将来に使うことが決まっているお金は、値動きのある投資ではなく現金で持つ。
という考え方をしています。
「この旅行のために、毎月少しずつ貯めよう」
と決めておけば、旅行の日が近づいてきても、投資の値動きを気にする必要がありません。
ジュエリーも同じです。
欲しいものがあるなら、投資で増やして買おうとするのではなく、
「欲しいものは、貯めて買う。」
ことを大切にしています。
欲しいものを我慢するために貯金するのではなく、欲しいものを楽しむためにお金を貯める。
これも、私にとって「貯める」の大切な役割です。
投資に回すのは「今すぐ使わないお金」
一方で、
「今の生活にも、近い将来にも使う予定がない」
というお金については、投資を考えます。
ここで意識しているのは、
「余ったから投資する」のではなく、「長期間使う予定がないから投資を検討する」
ということです。
「今月お金が余ったから投資しよう」
という考え方だけで投資をすると、あとからお金が必要になったときに困るかもしれません。
それよりも、
「生活に必要なお金は確保できている」
「近いうちに使う予定のお金も貯めてある」
「それでも今すぐ使う予定のないお金がある」
という状態で、そのお金を将来のために運用する。
私にとっては、この順番が大切です。
投資は、すぐに使うためのお金ではなく、時間をかけて将来の選択肢を増やしていくためのお金。
そう考えると、投資に回すお金も決めやすくなりました。
投資する金額は「無理なく続けられる金額」にする
投資を始めると、
「毎月○万円投資する!」
と目標を決めたくなることもあります。
もちろん、具体的な金額を決めて積み立てていく方法もあります。
ただ、私は投資額を決めるときに、金額そのものよりも、
「無理なく続けられるか」
を大切にしています。
例えば、
- 生活費を圧迫しない
- 貯金を削らない
- 近い将来に必要なお金を確保する
- 急な出費があっても対応できる
- 相場が下がったときにも慌てない
という状態を優先しています。
投資は、一度だけ大きな金額を入れれば終わりというものではありません。
私の場合は、無理をして投資額を増やすよりも、
「長く続けられること」
のほうが大切だと考えています。
投資額を増やすことだけを目標にしてしまうと、日々の生活が苦しくなったり、必要な貯金まで投資に回してしまったりするかもしれません。
だからこそ、
投資は生活を苦しくしてまでやるものではない。
ということを意識しています。
現金を持っていると、投資も続けやすい
投資をしていると、
「できるだけ現金を減らして、投資に回したほうがいいのでは?」
と思うこともあるかもしれません。
でも私は、必ずしもそうではないと思っています。
むしろ、使う予定のお金や、もしものためのお金を現金で確保しているからこそ、投資しているお金を長期的に持ちやすくなります。
例えば、急にまとまったお金が必要になったとき。
手元に現金があれば、その現金を使うことができます。
でも、手元に現金がなく、投資に回しているお金しかなければ、投資している商品を売らなければならないかもしれません。
そのときに、たまたま価格が下がっていたら、望んでいないタイミングで売却することになる可能性もあります。
私は過去に、急な出費で株を売ることになったことがあります。
その経験があるからこそ、
「投資するお金」と「使うために現金で持っておくお金」を分けておくこと
を特に意識しています。
現金を持っていることは、投資をしていない「もったいないお金」ではなく、投資を長く続けるための安心材料でもある。
今はそんなふうに考えています。
「貯める」と「増やす」は、どちらも大切
私のお金の考え方は、
貯める=未来の安心
増やす=未来の選択肢
楽しむ=今の人生
です。
だから、現金で持っているお金があることも大切だと思っています。
「投資をしているから、貯金は少なくてもいい」
ということではなく、
貯めるお金と、増やすお金には、それぞれ役割がある。
近い将来に使うお金は貯める。
長期的に使う予定のないお金は、投資を検討する。
そして、今の自分が楽しむためのお金もちゃんと確保する。
こうやってお金に役割を持たせることで、私は以前よりも「投資しなきゃ」「もっと貯めなきゃ」と焦ることが少なくなりました。
現金で持っているお金があるからこそ、投資しているお金を長期的に持つことができます。
そして、投資しているお金があるからこそ、将来の選択肢を少しずつ増やしていくことができます。
「貯める」と「増やす」は、どちらか一方を選ぶものではない。
私にとっては、その両方を自分の生活に合わせて取り入れていくことが、資産形成なのだと思っています。
これからも、今の生活を楽しむことを忘れずに、
貯める、増やす、楽しむ。
この3つを、自分なりのバランスで続けていきたいと思います。


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