投資を始めたばかりの頃、私はNISAを使っていませんでした。
「税金がかかる」ということはなんとなく知っていても、投資の利益にどのように税金がかかるのか、そこまで深く考えていませんでした。
そんな私が投資を続けるうちに、少しずつ考えるようになったことがあります。
「投資をすることには少しずつ慣れてきた。でも、せっかく将来のために投資をするなら、利用できる制度は上手に使いたい。」
そこで知ったのが、NISAでした。
今回は、投資初心者だった私が、なぜNISAを使って資産形成をしているのかについて書いてみたいと思います。
投資をするなら、NISAを使ってみようと思った
投資を始めた時は、NISAを使っていませんでした。
当時は学生で収入も少なく、そもそも「税金」というものを身近に感じていなかったのだと思います。
投資を始めてからしばらくして、投資について調べたり、実際に経験したりする中で、少しずつ「投資で得た利益にも税金がかかる」ということを知りました。
そこで、
「長期的に資産形成をしていきたいなら、何か使える制度はないのかな?」
と思うようになりました。
そして知ったのがNISAです。
NISAについて調べていくと、投資をする人にとってメリットのある税制優遇制度だということが分かりました。
「どうせ将来のために投資をするなら、利用できる制度は活用したい」
そう考えたことが、私がNISAを使い始めたきっかけです。
そもそもNISAって何?
NISAは、個人の資産形成を後押しするための税制優遇制度です。
通常、株式や投資信託などへの投資で利益が出た場合、その利益には税金がかかります。
一方、NISAでは、一定の範囲内で投資から得られる利益が非課税になります。
NISAは、投資をするときに利用できる税制優遇の仕組みです。
ここを最初に知ったとき、私は「NISAで投資をする」というより、
「長期的に投資をするなら、NISAという制度を利用してみよう」
と考えるようになりました。
もちろん、NISAを使ったからといって投資のリスクがなくなるわけではありません。
投資する商品によっては、値上がりすることもあれば、値下がりすることもあります。
それでも、将来の資産形成を目的として長期的に投資をしていくのであれば、利用できる税制優遇制度を活用する意味は大きいと考えています。
私がNISAを使って資産形成する3つの理由
① 長期的な資産形成と相性がいいと思ったから
NISAを使っている一番の理由は、
短期的にお金を増やしたいわけではないから。
です。
私は、投資を「短期間でお金を増やすためのもの」とは考えていません。
旅行やジュエリーなど、近いうちに使いたいお金は貯金。
一方で、
「今すぐ使う予定はないけれど、将来のために準備しておきたいお金」
については、投資を考えています。
その中で、NISAを活用しています。
私の中では、
近い未来に使うお金=貯める
遠い未来のためのお金=増やす
というイメージです。
「このお金はいつ使うのか?」を考えてから、貯金するのか、投資するのかを決める。
そうすることで、投資したお金を必要なタイミングで取り崩さなければならない、という状況も避けやすくなると思っています。
② 税制優遇を利用できるから
もう一つの理由は、シンプルに、
投資をするのであれば、利用できる税制優遇制度は活用したいから。
です。
投資には値下がりするリスクがあります。
NISAを使ったからといって、損をしなくなるわけではありません。
それでも、同じように長期的な資産形成を目的として投資をするのであれば、税制面で優遇される制度があるなら、できるだけ上手に活用したい。
私はそう考えました。
「NISAだから投資をする」のではなく、
「投資をするからNISAを活用する」
という感覚に近いです。
③ 将来のお金を別にして考えやすいから
私は、お金をひとまとめにして考えるのではなく、ある程度「役割」を分けて考えています。
例えば、
生活するお金
→ 日々の生活に使うお金
貯めるお金
→ 旅行、ジュエリー、もしものときのためのお金
増やすお金
→ 将来のために投資するお金
楽しむお金
→ 今の自分の楽しみのためのお金
というように分けています。
この中で、NISAは「増やすお金」の置き場所の一つです。
こうやって目的ごとにお金を分けて考えると、私自身も「このお金は何のためのお金なのか」が分かりやすくなりました。
NISAを始めても、貯金をやめたわけではない
NISAを始めると、
「貯金より投資をしたほうがいいの?」
と思う人もいるかもしれません。
私も、投資を始めたばかりの頃は、貯金と投資の違いを今ほどはっきり考えていませんでした。
でも、投資を経験する中で、
貯金と投資は、そもそも役割が違う。
と考えるようになりました。
例えば、近いうちに旅行へ行く予定があるなら、そのためのお金は貯金しておく。
数年以内に欲しいジュエリーがあるなら、そのお金も貯金しておく。
もしものときに必要になるお金も、すぐに使えるように準備しておく。
一方で、
「今すぐ使う予定はない」
「長期的に準備していきたい」
というお金については、投資を検討する。
つまり、
「貯める」か「増やす」かの二択ではなく、目的によって使い分ける。
という考え方です。
私にとっては、この考え方ができるようになったことで、投資に対する不安も少しずつ減っていきました。
「投資をしているから貯金ができない」のではなく、
貯めるお金は貯める。増やすお金は増やす。
それぞれに役割を持たせることで、「貯める」と「増やす」を両立しています。
NISAなら何でも買えばいい、ではない
ここは、NISAを始める前に知っておきたいことの一つです。
NISAは、あくまで税制優遇の仕組みです。
「NISAを使えば損をしない」
という制度ではありません。
投資する商品によっては、価格が大きく下がることもあります。
そのため、NISAを使うかどうかだけではなく、
- 何に投資するのか
- どれくらいの金額を投資するのか
- どのくらいの期間を考えるのか
- 自分はどの程度の値下がりなら受け入れられるのか
といったことも考える必要があります。
私自身、投資を始めたばかりの頃は、NISAで個別株を購入していました。
好きな商品や、普段利用しているサービスをきっかけに株を選ぶこともありました。
ただ、投資を経験していく中で、「一つの会社に集中して投資することのリスク」についても考えるようになりました。
現在は、個別株よりも分散して投資できるインデックス型の投資信託を中心に、NISAを活用しています。
もちろん、インデックス投資信託だから絶対に安心というわけではありません。
投資である以上、値下がりする可能性はあります。
それでも、「NISAで長期的に資産形成をしたい」という目的には、個別株よりも分散投資を意識した方法のほうが合っていると考えています。
現在は、個別株は主に特定口座で投資しています。
私にとってNISAは「将来の自分への準備」
NISAを始めたことで、
「投資をしている」
という感覚だけではなく、
「将来のためのお金を、少しずつ準備している」
という感覚が強くなりました。
もちろん、投資なので思ったように増えないこともあります。
だからこそ、生活に必要なお金や、近い将来に使う予定のお金まで投資に回すのではなく、
「今は使わないけれど、将来のために準備しておきたいお金」
を投資に回す。
そして、その方法の一つとしてNISAを活用する。
これが、今の私の考え方です。
「貯める」は未来の安心のため。
「増やす」は未来の選択肢を増やすため。
「楽しむ」は今の人生を大切にするため。
NISAは、その中の「増やす」を支えてくれる一つの仕組みです。
投資を始めたばかりの頃は、NISAという制度のこともよく分かっていませんでした。
でも、投資について少しずつ学び、自分のお金の目的を考えるようになったことで、
「私は何のために投資をするのか」
が以前よりも明確になりました。
これからも、無理のない範囲で「貯める・増やす・楽しむ」を続けながら、将来の自分のためのお金も少しずつ育てていきたいと思っています。


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