「将来のために投資したほうがいい」
と思う一方で、
「せっかく働いて貯めたお金だから、旅行にも使いたい」
という気持ちもあります。
特に投資を始めると、
「旅行に使う10万円があれば、その分を投資したほうがいいのでは?」
と考えてしまうことがあります。
投資に回せば、将来そのお金が増える可能性があります。
でも、旅行に使えば、今しかできない経験や思い出を得ることができます。
では、投資と旅行、どちらを優先すればいいのでしょうか。
私自身は今、
投資と旅行は、どちらか一方を選ぶものではない
と考えています。
「投資」と「旅行」は、そもそも役割が違う
私は、投資と旅行を「どちらのほうが得か」という視点では、あまり考えないようにしています。
そもそも、投資と旅行ではお金を使う目的が違うからです。
例えば、
投資
→ 将来のためのお金
→ 長期的な資産形成
→ 未来の選択肢を増やす
旅行
→ 今の人生を楽しむためのお金
→ 思い出や経験
→ 今だからできることを楽しむ
というように考えています。
つまり、
投資=未来
旅行=今
というイメージです。
もちろん、旅行に使ったお金が将来お金を生み出してくれるわけではありません。
でも、だからといって「投資のほうが正しい」とも思いません。
旅行をして、新しい景色を見たり、知らなかったものに出会ったり、大切な人との思い出を作ったりすることも、私にとっては大切なお金の使い道です。
だから、
「未来のために今を全部我慢する必要はない」
と考えています。
私なら、近いうちの旅行のお金は投資しない
例えば、
「半年後に海外旅行に行きたい。そのために20万円必要」
という場合。
私は、その20万円を投資に回して、
「旅行までに増えていたらいいな」
とは考えないようにしています。
なぜなら、旅行の時期が決まっているからです。
投資は、値上がりすることもあれば、値下がりすることもあります。
半年後に20万円必要なのに、そのとき投資しているお金が15万円になっていたら、旅行の予定そのものを見直さなければならないかもしれません。
それなら最初から、旅行に必要なお金は現金で準備しておく。
私はそのように考えています。
近い将来に使うことが決まっているお金は、値動きのある投資ではなく現金で持つ。
これが、私のお金の分け方の一つです。
「旅行に行きたいから投資をやめる」のではなく、
「旅行のお金は旅行のお金として、先に準備しておく」
という考え方です。
旅行を優先することは「浪費」ではない
投資や節約をしていると、
「旅行=お金を使ってしまう」
と考えてしまうことがあります。
特に、
「そのお金を投資していたら、将来もっと増えていたかもしれない」
と思うと、旅行にお金を使うことに少し罪悪感を持ってしまうこともあります。
でも、旅行のために貯めていたお金を旅行に使うのは、無計画な浪費とは違います。
むしろ、
「旅行に行くために、旅行資金を貯めていた」
のであれば、そのお金はきちんと目的を果たしています。
私は、
「行きたい場所には、貯めて行く。」
ことを大切にしています。
あらかじめ旅行資金を準備しておけば、旅行中も「使いすぎたかな」と必要以上に気にせず、楽しみやすくなります。
節約することも大切ですが、節約した先に「やりたいこと」があることも大切。
私にとって旅行は、削るだけではなく、楽しむためにお金を使いたいものの一つです。
それでも「旅行より投資」を優先したいときもある
だからといって、いつでも旅行を優先するわけではありません。
例えば、
- まだ十分な貯金がない
- 生活防衛資金を準備している途中
- 近い将来に大きな支出がある
- 収入に対して旅行費が大きすぎる
- 投資を始めたばかりで、まず資産形成の土台を作りたい
という場合は、旅行よりも貯金や投資を優先することもあります。
「旅行が大切だから、貯金も投資もしなくていい」
とは考えていません。
今を楽しむことも大切ですが、将来の安心がまったくない状態では、旅行を心から楽しめないこともあると思うからです。
だから私は、
「今を楽しむためのお金」と「未来のためのお金」の両方を準備する。
という考え方をしています。
私が「投資」と「旅行」の優先順位を決めるとき
投資と旅行、どちらにお金を使うか迷ったとき、私は主に3つのことを考えます。
① そのお金をいつ使うのか
まず考えるのは、
「このお金は、いつ必要になる?」
ということです。
例えば、
半年後の旅行に使うお金
→ 現金で準備する
10年後、20年後など、長期的な資産形成のためのお金
→ 投資を検討する
というように、使う時期によって分けています。
これは、以前の記事でも書いた「投資に回すお金と現金で持つお金」の考え方と同じです。
近い未来に使うお金は貯める。
遠い未来のためのお金は増やすことを考える。
この基準があると、投資と旅行を必要以上に比べなくてもよくなります。
② 今しかできないことなのか
次に考えるのが、
「これは、今だからできることなのか?」
ということ。
例えば、
- 今行きたい場所がある
- 今しかできない旅行がある
- 会いたい人がいる
- 今だからできる経験がある
という場合です。
もちろん、将来でもできる旅行もあります。
でも、年齢や環境、仕事などによって、「今だからできること」が変わることもあります。
だから私は、すべてを「将来のため」に先送りする必要はないと思っています。
未来のために準備することと、今しかできないことを楽しむこと。
その両方を大切にしたいです。
③ 投資額を減らしても生活に影響しないか
もう一つ考えるのが、
「旅行のために投資額を減らしても、生活に無理がないか?」
ということです。
例えば、旅行のために一時的に投資額を少し減らすことはあっても、
「旅行のために生活費まで削る」
というのは違うと思っています。
投資も旅行も、生活を豊かにするためのもの。
どちらかのために日々の生活が苦しくなってしまったら、本末転倒です。
だから、
生活に必要なお金を確保する
↓
将来のためのお金を準備する
↓
そのうえで、今楽しむためのお金も確保する
という順番を意識しています。
旅行のためのお金も「先取り」する
私は、旅行のお金を「投資した残りのお金」で準備するのではなく、旅行資金も先取りしておくようにしています。
給料が入ったら、
- 貯金
- 投資
- 旅行資金
- 自由に使うお金
に、それぞれ振り分けます。
もちろん、毎月まったく同じ金額を振り分けられるとは限りません。
旅行の予定がある月は旅行資金を多めにすることもありますし、他に大きな支出があるときは投資額を調整することもあります。
大切なのは、残ったお金で全部をやりくりするのではなく、
「旅行も自分にとって大切なお金の使い道」と最初から考えておくこと。
そうすると、
「投資しているから旅行に行けない」
ではなく、
「投資もしているし、旅行のお金も貯めている」
という状態を作ることができます。
私は、このほうが無理なく資産形成を続けられると感じています。
私にとって、旅行も人生を豊かにするお金
もちろん、旅行をしても金融資産が増えるわけではありません。
でも旅行によって、
- 新しい景色を見る
- 新しい経験をする
- 知らなかったものに出会う
- 好きなものを見つける
- 思い出を作る
ことができます。
こうした経験も、自分の人生を豊かにしてくれるものだと思っています。
だから私は、
「資産形成=金融資産を増やすことだけ」ではない
と考えるようになりました。
将来のためにお金を増やすことも大切。
でも、将来のためだけに今を犠牲にする必要もない。
今の自分が楽しむために使うお金も、同じように大切にしたいと思っています。
「未来のため」だけに、お金を使わなくてもいい
投資を始めると、どうしても、
「もっと投資したほうがいい」
「もっと資産を増やしたほうがいい」
と思ってしまいます。
私自身も、投資を始めたことで「このお金も投資に回したほうがいいのかな」と考えることがあります。
でも、
未来のために準備することと、今を楽しむことは両立できます。
旅行をしたから、資産形成に失敗したわけではありません。
投資をしたから、旅行を諦めなければいけないわけでもありません。
大切なのは、
「投資するお金」と「旅行に使うお金」を、最初から分けて考えること。
そして、
「今の自分」と「未来の自分」の両方を大切にすること。
私はそう考えています。
「貯める」は、未来の安心のため。
「増やす」は、未来の選択肢を増やすため。
「楽しむ」は、今の人生のため。
だから私にとって、投資と旅行は対立するものではありません。
現金で旅行のお金を準備しながら、将来のためのお金は投資する。
そして、今しかできないことには、ちゃんとお金を使う。
貯める、増やす、楽しむ。
この3つを自分なりに大切にしながら、今の人生も、これからの人生も楽しんでいきたいと思っています。


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