旅行に行くとき悩むのが、「旅行にいくらまで使っていいのか」ということです。
「旅行に10万円使うのは高いかな?」
「20万円なら使いすぎかな?」
と、金額だけを見て考えてしまうことがあります。
でも、同じ20万円でも、その人の収入や貯金、旅行の頻度、旅行の目的によって、その金額の意味は変わります。
年に1回の大切な旅行に20万円使うのと、毎月のように旅行をして20万円使うのでは、同じ20万円でも家計への負担は違います。
だから私は、「いくらまでなら使っていい?」ではなく、
「いくらなら、旅行後も安心して使える?」
と考えるようにしています。
今回は、私が旅行の予算を決めるときに考えていることについてまとめます。
旅行にはいくらまで使っていい?
旅行費は「○万円まで」と一律に決められるものではないと思っています。
例えば同じ20万円の旅行でも、
- 年に1回の大切な旅行なのか
- 毎月のように旅行しているのか
- 旅行後も十分な貯金が残るのか
- 旅行のために普段の生活を無理しているのか
- その旅行にどれくらい行きたいと思っているのか
によって、無理のない金額は変わります。
そのため、私は「他の人が旅行にいくら使っているか」よりも、自分の家計にとって無理のない金額かどうかを考えるようにしています。
旅行は楽しむためのものなので、旅行中ずっと「使いすぎたかな……」と気にしてしまうような予算にはしたくありません。
だからこそ、旅行に行く前に「このくらいなら安心して使える」という金額を決めておきます。
旅行予算を決めるときに考える3つのこと
私が旅行の予算を考えるときは、主に3つのことを考えています。
1.旅行後も生活に無理がないか
まず考えるのは、旅行から帰ってきたあとの生活です。
旅行中は楽しくても、帰ってきてから生活費が足りなくなったり、予定していた貯金ができなくなったりすると、旅行に使ったお金が少し気になってしまいます。
旅行はその瞬間だけではなく、旅行後の生活も含めて無理がないことが大切だと思っています。
2.旅行のためのお金を準備できているか
旅行に行くと決めたら、できるだけ事前に旅行資金を準備しておきます。
例えば「旅行に15万円使いたい」と思ったら、その15万円を旅行のためのお金として少しずつ貯めていきます。
そうすると、旅行当日に突然大きなお金が出ていくという感覚が少なくなります。
3.何にお金を使いたい旅行なのか
旅行によって、「お金をかけたいところ」も変わります。
ホテルでゆっくり過ごしたい旅行なら、宿泊費にお金をかけたい。
おいしいものを食べたい旅行なら、食事にお金を使いたい。
観光やアクティビティが目的なら、体験にお金をかけたい。
だから、旅行予算は金額だけで決めるのではなく、
「この旅行で何を楽しみたいのか」
も考えるようにしています。
旅行予算を「必要なお金・楽しむお金・予備」に分ける
旅行の予算を考えるときは、ひとつの金額として考えるよりも、いくつかに分けて考えると分かりやすくなります。
私は大きく、
「必要なお金・楽しむお金・余裕を持たせるお金」
に分けて考えています。
絶対に必要なお金
まずは、旅行に行くために必要になるお金です。
例えば、
- 交通費
- ホテル代
- 基本的な食事代
- 現地までの移動費
などです。
ここは旅行の日程を決めた時点で、ある程度金額を把握しておきます。
「最低限いくら必要なのか」が分かると、旅行全体の予算も考えやすくなります。
旅行を楽しむためのお金
次に、旅行をより楽しむためのお金です。
例えば、
- 行きたいレストラン
- 観光施設の入場料
- アクティビティ
- お土産
- やってみたい体験
など。
ここは「節約しなければ」と考えすぎず、自分が楽しみたいことにはきちんとお金を使うようにしています。
せっかく旅行に行くなら、「お金を使わないこと」だけを目的にしたくないからです。
余裕を持たせるお金
そして、忘れたくないのが予備のお金です。
旅行では、予定通りにいかないこともあります。
予定より食事代が高くなったり、急にタクシーを使ったり、予定していなかったお土産を買ったり。
そんなときのために、少し余裕を持たせておきます。
予備のお金があるだけでも、「予定より少し高くなったらどうしよう」と不安になりにくくなります。
「旅行に使っていい金額」は、旅行前の貯金から考える
私の場合、旅行の予算は旅行に行く直前に決めるというより、旅行前から準備しておくことを意識しています。
流れとしては、
「旅行に行きたい」
↓
「だいたいこれくらい必要」
↓
「旅行予算を決める」
↓
「その金額を旅行資金として貯める」
↓
「貯めたお金を旅行で使う」
というイメージです。
例えば、旅行の予算を15万円と決めたなら、その15万円を「旅行のためのお金」として準備しておきます。
そうすると、旅行当日に「15万円も使ってしまった……」と考えるより、
「旅行のために貯めてきた15万円を、予定通り旅行に使った」
と考えることができます。
もちろん、旅行に使えばその分お金は減ります。
でも、それは「貯金が減った」というだけではなく、旅行という自分が楽しみたいことにお金を使ったということ。
私はこの考え方を大切にしています。
使いたいところと、節約するところを決める
旅行では、
「全部安くする」
のではなく、
「何にお金をかけたいかを先に決める」
ようにしています。
例えば、
- ホテルは少し良いところに泊まりたい
- 食事にはこだわりたい
- 行きたい観光地には行きたい
- やりたいアクティビティは我慢したくない
- その代わり、移動費はできるだけ抑えたい
というように。
旅行のすべてを節約しようとすると、楽しみまで削ってしまうことがあります。
そうではなく、
「使いたいところに使うために、使わないところを決める」
という考え方です。
これは普段の節約にも似ていると思います。
節約は、何でも我慢することではなく、自分が大切にしたいものにお金を残すこと。
旅行でも同じように考えています。
旅行後の生活に無理がないかを確認する
旅行前に予算を決めたら、最後にもう一度「旅行後の生活に無理がないか」を確認します。
例えば、
「20万円使える!」
と思っても、その20万円を使ったことで、
- 生活費が足りなくなる
- もしものための貯金が減りすぎる
- 近いうちに必要なお金が足りなくなる
- 予定していた貯金ができなくなる
- 投資に回す予定のお金まで使ってしまう
のであれば、自分にとっては無理のある旅行予算かもしれません。
旅行は楽しいものだからこそ、帰ってきてからも安心して生活できることが大切。
だから私は、「旅行中にいくら使えるか」だけではなく、「旅行後も大丈夫か」まで含めて予算を考えるようにしています。
旅行費が予算を超えたらどうする?
もちろん、旅行がいつも予定通りの金額に収まるとは限りません。
例えば、予算15万円で考えていた旅行が、結果的に18万円になったとします。
このとき、
「3万円オーバーしたから失敗」
とは限らないと思っています。
その3万円を使って、
- 行きたかったレストランに行けた
- 少し良いホテルに泊まれた
- やりたかった体験ができた
- 予定していなかったけれど、素敵な思い出ができた
のであれば、金額以上に満足できる旅行だったかもしれません。
逆に、10万円で旅行を終えたとしても、
「本当は行きたかった場所を全部我慢した」
「食べたかったものを諦めた」
というのであれば、必ずしも満足度が高いとは限りません。
もちろん、予算を大きく超えてしまうのは避けたいですが、旅行に使った金額だけで、その旅行の良し悪しを決めないようにしています。
大切なのは、
「何に使ったのか」
「そのお金を使って満足できたのか」
ということ。
旅行から帰ってきたら、金額だけではなく「使ってよかったお金」も振り返るようにしています。
旅行予算は「使わないための上限」ではなく「楽しむための目安」
旅行の予算を決めるとき、「できるだけ安く旅行したい」と考えることもあると思います。
もちろん、安くできるところは安くして、その分ほかのことに使うのもひとつの方法です。
でも、私にとって旅行予算は、単純に「使ってはいけない金額」を決めるものではありません。
安心して旅行を楽しむための目安です。
旅行前に必要なお金を準備して、使いたいところを決めて、余裕を持たせておく。
そして、旅行後の生活にも無理がないようにする。
そうしておけば、旅行中も「使いすぎかな」と必要以上に気にせず、楽しむことができます。
無理なく貯めて、安心して使う
私にとって、お金を貯めることは「お金を使わないこと」ではありません。
旅行のために貯めたお金なら、旅行のために使う。
欲しいもののために貯めたお金なら、欲しいものを買う。
将来のために貯めたお金は、将来のために残しておく。
そうやって、お金にそれぞれの役割を持たせることを大切にしています。
旅行も同じです。
「旅行にはいくらまで使っていい?」と考えるより、
「いくらなら、旅行後も安心して生活できる?」
と考える。
そして、その金額を旅行資金として先に準備しておく。
そうすれば、旅行に使うお金も「なんとなく消えていくお金」ではなく、自分が楽しむために使うお金になります。
「貯める」だけでもなく、「使う」だけでもなく、
貯めて、安心して使って、楽しむ。
私にとって旅行のお金は、そんなふうに考えています。
行きたい場所には、無理なく貯めて、安心して行く。
それが、今の私の旅行との付き合い方です。


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